自動車のインテリジェンス化が加速する中で、車両のコックピットに搭載される画面の数は増加し続けています。3D画像や没入型インタラクションを特徴とするインテリジェントコックピットは、運転者と乗客により良いユーザー体験を提供し、現在のコックピットHMI(ヒューマンマシンインターフェース)設計・開発の焦点となっています。しかし、画面の数が増えるにつれ、ハードウェアと開発コストも増加します。このような背景の中で、サンダーソフト(ThunderSoft)はKanzi for MCUsソリューションを発表しました。これは、サンダーソフトの子会社であるRightwareのコア製品Kanziに基づいており、サンダーソフトの車載ソフトウェア技術を組み合わせたものです。低コスト、低消費電力の組み込みMCU(マイクロコントローラー)上で高性能の2D/2.5Dグラフィックスレンダリングを設計・開発することをサポートし、HMI開発コストとプロジェクト期間を大幅に削減することができます。

(Kanzi for MCUs on Infineon)

Kanzi for MCUsは、Arm Cortex-MコアのMCU プラットフォーム上で移植・カスタマイズ開発が可能で、現在はInfineonのTraveo IIおよびRenesasのRH850をサポートしています。これは、Kanziツールチェーンを使用する自動車メーカーが、SoCプラットフォームでのHMI資産と既存のリソースをMCU分野でも活用することを可能にし、多数な車両モデルやプラットフォーム間でHMIインターフェースと機能の統一を実現しながら、モジュールを共通化し、開発効率を向上させ、保守コストを削減し、市場投入時間を短縮することができます。Kanzi for MCUsは、IVI、HVAC、センターディスプレイ、HUD、スマート鍵など、様々なコックピットシナリオに適用できます。

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